ヘアケア

女性の髪の毛と肌の仕組みを理解して育毛にいかす

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髪と肌の成分は同じ

髪と肌は、

ケラチンというタンパク質を主成分にしてできています。

ケラチン

ケラチンは、約20種類のアミノ酸が結合したタンパク質で、

軟らかいものと硬いものがあります。

 

髪の毛ができる最初の過程で、

頭皮がへこんで毛穴になりますが、

この頭皮と毛穴の主成分は、

軟ケラチンと呼ばれる軟らかいケラチンです。

 

 

その毛穴の周りの細胞が変化して

生まれた毛母細胞がつくり出す髪の毛は、

脳をまもる目的のため

硬いケラチンに変化していきます。

 

 

私たちの目には全く違って見える髪と肌ですが、

その主成分はともに、

ケラチンというタンパク質です。

 

 

肌のバリアー機能

私たちの身体は、頭のてっぺんからつま先まで、

一枚の大きな皮膚ですっぽりと覆われています。

 

 

皮膚は、表皮と真皮とに分かれます。

ひどく日焼けをしたときに剥ける薄い表皮は、

人によって違いがあるといわれますが、

平均すると約28枚の層で構成されています。

表皮と真皮

 

基底細胞とも呼ばれる表皮の一番下の細胞が、

毎日ひとつの細胞をつくり出します。

 

 

つくり出された細胞は、徐々に形を変えて、

平均14日後に角質に変わります。

 

角質は、ちょうどレンガを積み重ねるように、

微妙に位置をずらした形で、

14枚の層になります。

 

 

14枚の角質は層をなって、

私たちの身体に異物が入り込まないように、

強力なバリアーの役割を担っています。

バリア

 

私たちが、お風呂に入っても、

水ぶくれにならないでいられるのは、

これら人体のバリアーのおかげです。

 

 

だから、

肌や頭皮に化粧品や育毛剤などを塗布すると、

このバリアー機能の働きで、

必要な成分(肌に良い成分)だけが

必要な量だけ吸収される仕組みになっています。

 

 

しかし、バリアーには限界があります。

 

 

頭皮に限っていうと、

肌に良くない成分が多量に含まれた

化粧品や育毛剤などを使い続けると、

それらの成分が

皮下に徐々に浸透してしまうのは避けられません。

頭皮が荒れる アレルギー反応

 

バリアー機能を戦国時代の兵士に喩えていうと、

倒しても倒しても、

新たに攻め来る圧倒的多数の敵方を前に力つきて、

城内への侵攻を許してしまうようなものです。

 

 

入り込んでしまった粗悪な成分は、

頭皮下に残留します。

 

その結果、

本来は白く透明感のある頭皮が

いつの間にか茶色に変色して、

独特な臭いを放つようになると同時に、

髪の毛をつくる細胞である毛母細胞の働きが弱くなり、

脱毛などのトラブルが発生します。

 

 

近年、バリアー機能を破って、

育毛剤を強制的に頭皮下に入れ込む

「育毛剤浸透器具」を使用して

脱毛がひどくなった相談者が増加しています。

育毛剤浸透器具 危険

 

人体の保護機能を無視して、

様々な成分を強制的に入れ込めば

脱毛が促進されるだけではなく、

皮下組織のトラブルのもとになるので絶対にやめましょう。

 

 

頭皮は剌激に弱い

図のように、

表皮は平均14の形の違う細胞と、

14枚の角質で構成されています。

肌・頭皮の仕組み

基底細胞が毎日ひとつの細胞を生み出す一方で、

一番外側の角質が、毎日一枚剥がれます。

 

これが垢です。

 

この垢となった角質を、

無理なく洗い落とすと、その下の肌は、

生まれたての状態で現れます。

 

この生まれたばかりの肌は、刺激に弱いんです。

 

刺激性のある化粧品を使用すると

肌が荒れやすいのはこのためです。

 

 

ただ、私たちの肌には、保護システムが備わっていて、

刺激の強い化粧品を使い続けると、

その刺激に対抗して肌が次第に厚く固くなります。

 

 

頭皮の場合も同様で、刺激性のある育毛剤を使用すると、

湿疹をともなう肌荒れを引き起こす場合があります。

頭皮が荒れて薄毛・抜け毛の原因に

 

また、

刺激に対抗して頭皮がだんだん厚く固くなるので、

新毛が生えにくくなってしまいます。

 

そして、

ようやく生え出た新毛も早々に抜け落ちてしまいます。

 

刺激性のある育毛剤などを使い続けると、

脱毛が進行する場合が多いのは、

肌の仕組みに基づく結果といえます。

 

特に女性が男性用の育毛剤を使うと危険です。

 

男性と女性は薄毛のシステムが違います。

女性は女性専用の育毛剤を使用する必要があります。

 

 

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