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女性の白髪の原因は年齢ではなかった?最新白髪予防情報

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白髪の一番の原因は「加齢」ではない?

白髪の原因には「加齢」もあると言われていましたが、
実は、
その原因には謎が多く、
根本的に治療する方法はまだ確立していません。

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白髪予防、
白髪治療への期待は特に女性に高いのですが、
その道のりはまだ長く、
ようやく道筋が見えてきた、
というところです。

 

その光明をもたらしたのは、
2009年6月12日付の

アメリカの国際科学雑誌「Cell(セル)」に、
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 幹細胞医学分野の

西村栄美教授らの研究グループが発表した、
白髪になる仕組みの解明についての論文です。

 

セル

セル』(英語Cell細胞の意)はアメリカのセル出版(エルゼビア社傘下)が発行している、1974年創刊の隔週刊学術雑誌。医学・生化学・分子生物学等、ライフサイエンス分野における世界最高峰の学術雑誌である。同誌からの論文の引用の数を示すインパクトファクターが高いことで有名。2012年のインパクトファクターは31.957。Nature, Scienceとともに三大科学誌に数えられ、それぞれの頭文字をとってCNSと呼ばれる。HIVの発見で2008年のノーベル生理学・医学賞を受賞したリュック・モンタニエフランソワーズ・バレ=シヌシの論文など、医学史・科学史に残る論文が多いことでも有名。

セルでは2005年から出版方式として遅延型のオープンアクセス(delayed open access)を採用している[1]。セルに掲載された論文は出版後12ヶ月経過すると、すべてネット上で無料公開される。過去の論文は1995年までさかのぼって公開されている[1]

引用;ウィキペディア

それによると、
白髪の原因は、
黒髪のメラニン色素を作る「色素幹細胞」が

DNA(細胞核にある遺伝情報伝達物質)の損傷を修復できず、
「自己複製」しないで、
すべて

「分化(=それぞれの細胞が役割に見合う機能を身につけていくこと)」

することにあるとされています。

 

この結果、
色素幹細胞が枯渇して色素を作る細胞がなくなるため、
髪が白くなってしまう、
というのです。

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論文の成果は、
まだマウスによる実験段階ですが、
ここに初めて、
白髪の仕組みが明らかになったのです。

 

幹細胞とは、
すべての細胞のもとになる細胞で、
自分自身を無限に複製できる能力(自己複製)と、
特殊な機能を持つ細胞へと分化する能力(多分化)を持っています。

 

毛包にある色素幹細胞は、
自己複製できるだけでなく、
メラニン色素を作る

色素細胞(メラニン細胞)へと分化することもできます。

 

毛髪の成長期には、
色素細胞はメラニンを生成し続けます。

 

この状態ならば、
色素幹細胞が複製されるため、
黒髪は持続します。

 

一方、白髪は、
色素幹細胞のDNAが損傷を受けることが原因で発生します。

 

色素幹細胞がDNAの損傷を修復できないと判断すると

自己複製機能が失われ、
すべて色素細胞に分化してしまいます。

 

色素細胞は、
毛髪の成長期にはメラニンを生成し続けるものの、
色素幹細胞を複製することはできないため、
その数は徐々に減少します。

 

そのため、
次に続く色素細胞もなくなっていくことで、
白髪が期えるというわけです。

 

日常生活でDNAが損傷を受ける原因とはなんでしょう?

 

 

かみ先生

その最たるものが、
紫外線なのです。

 

 

先ほど、
UVケアについて解説しましたが、
紫外線は「髪焼け」や

頭皮の日焼けを起こすだけでなく、
DNAという細胞レベルでも

白髪を引き起こす原因となってしまうのです。

 

もともと頭皮は、
約4mmの厚みがあり、
人体の皮膚(表皮十真皮)中で

一番厚くなっています。

 

これは、
第一には頭部を守るため、
そして頭皮の毛包にある色素幹細胞を、
紫外線などの外部刺激から守るためだとされています。

 

頭皮は太陽に一番近く、
いつも紫外線にさらされています。

 

それを防ぐことで、
DNAの損傷はある程度、
食い止めることが可能です。

 

頭皮のUVケアを行う、
帽子や日傘で頭部を守る、
など、
自分でできるUV対策を積極的に行っていきましょう。

 

白髪を発見したら抜いてしまう方が多いようですが、
抜くのはNG。

 

 

白髪を抜くと毛穴や毛根が傷つき、
炎症を起こしてしまう場合があるからです。

 

ふさ子

また、
よく白髪を抜くと増えるといわれますが、
それは根拠のない嘘。

 

説明した通り、
色素幹細胞の枯渇によるものですので、
抜いたら増える、
ということはありません。

 

この西村教授の発表では、
ヒトの早老症原因遺伝子(ATM遺伝子)が、
幹細胞の働きを監視する機能を持ち、
幹細胞の質を維持することで、
幹細胞が分化して枯渇してしまわないように

働いていることも明らかになりました。

 

わかりやすくいうと、
加齢とともに幹細胞の監視機能が失われることで、
複製・分化の量的バランスが崩れてしまう、
ということです。

 

ということは逆に、
この監視機能の働きを維持する方法が見つかれば、
黒髪を保つことにつながります。

 

白髪の原因が解明されたことで、
今後は新しい白髪の治療法の確立につながることはもちろん、
アンチエイジングや再生医療への応用が期待されます。

 

「じゃあ、
いつごろ白髪は治せるようになるの?」

誰しもそう思うところですが、
白髪予防の薬の登場は、
まだしばらく待たなければなりません。

 

西村教授のグループは

2002年に黒髪の色素を作る色素幹細胞を初めて発見し、
2005年には色素幹細胞が枯渇すると

白髪になることを発見していました。

 

その後、
研究を重ね、
2009年、
ようやく白髪になる仕組みを解明することができたのです。

 

そして2011年、
毛根で

「17型コラーゲン」というタンパク質が不足すると、
白髪と脱毛、
両方の原因となることを突き止めました。

 

頭皮でこのコラーゲンが作られるような薬を開発すると、
一部の脱毛や白髪を治療できる可能性がある、
と発表しました。

 

ただし、
ここまではマウスによる実験であり、
ヒトへの応用はこれから。

 

かみ先生

白髪の治療ができるようになるまでには、
まだまだ何年もかかりそうです。

 

仮に薬が誕生しても、
それが市販で使えるようになるまでには、
10年以上かかります。

もしいますぐに、
白髪に効く薬が開発されたとしても、
私たちが使えるようになるまでは、
10年以上かかることになってしまいます。

 

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白髪の根本的な解決はもう少し先の話のようですが、
ひょっとしたら、
頭皮や色素幹細胞を紫外線から守るための成分を配合した

「白髪予防クリーム」のようなものは、
近いうちに登場するかもしれません。

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